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(追加)
臭鼻症の場合、小さい頃からの重症の慢性副鼻腔炎があり、それが治ったらしい(これは萎縮性鼻炎に移行しただけであり、実際は治っては居ないのです)という経歴があれば臭鼻症の可能性は高いです。しかし、慢性副鼻腔炎の既往歴が無い場合は、鼻臭症ではなく自臭症(自己臭症)であると判断する方がまず正しいです。
小さなお子さんを抱えて居られるようなので、年齢は高くないようですので、慢性副鼻腔炎が多かった時代ではないと思います。すでにアレルギー性鼻炎が大半である時代に移行していた時期に少女時代を送られてきたと思われます。青洟を垂らしている子供が多かった時代に生きてこられたのではないと思われます。
鼻臭症の場合、本当に鼻臭症であることは年齢が若い場合は極僅かです。ただ、今の老人には鼻臭症が多くあります。
耳鼻科に於いて、臭鼻症と診断されたのでしょうか? 臭鼻症でなく単なる自臭症である場合が80%を超します。本物の鼻臭症は10%余りしか存在しません。
お子さんのためにも、本当に鼻臭症であるのか、診断を受けられることをお勧めします。若い耳鼻科医は鼻臭症を診断できませんので、高齢の耳鼻科医でないと臭鼻症を診断できません。それほど現在の若者には臭鼻症は稀になっているのです。
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