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鼻臭 情報交換掲示板
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mifune
- 14/1/15(水) 10:30 -
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EMというものがあります。検索すると出て来ます。
自臭症と診断されてきた真性萎縮性鼻炎の一例*
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【はじめに】
自臭症に悩む患者は多い。特に若い女性に多い。しかし、自臭症ではなく真性萎縮性鼻炎であった症例を経験した。症例は42歳、男性であり、社会不安障害および自臭症と診断され治療を受けてきた。
自臭症による自殺者は多い。それは統合失調症圏に含まれるものと不安障害圏に含まれるものに別けられる。口臭に対するものが多いが、体臭に対するものも比較的多い。この症例は口臭に対する訴えであった。
症例は臭いが胃食道逆流症より来ている口臭と考え、大学病院などで24時間PHテストなどを施行されたが、胃食道逆流症は否定されていた。そして「EM」(Effective microbiograms)による鼻腔内洗浄を症例自身が行い鼻臭症全快したが社会不安障害(対人緊張)はそのまま残存した。なお「EM」を用いることは筆者が示唆した。
【症例】
既往歴:症例は小学生低学年時より重症の慢性副鼻腔炎に非常に悩んでいたが、高校二年頃より慢性副鼻腔炎が軽症化したのか、分泌物が減少したのか、慢性副鼻腔炎に悩まなくなった。
家族歴:特記すべきことなし
現病歴:症例は口臭を非常に気にしており、これに依る社会不安障害があった。幼い頃より虫歯が多く、歯よりの悪臭と自己判断し、幾つかの歯科を周り、歯の治療を徹底的に行ったが悪臭は軽減せず(自己判定)。口臭は胃食道逆流症によると自己診断し、大学病院などで24時間PHテストなどを受けたが、いずれも胃食道逆流症は否定された。しかし、症例は、24時間PHテストの方法に矛盾がある、腹腔圧が掛かったときに逆流するのであり、検査の時は半絶食で調べるため陰性と出る、と主張し、2回目の24時間PHテストを受けると主張していた。
症例が自分の臭いが口臭でなく鼻臭であると思い始めたのは、2回目の24時間PHテストを受ける直前、インターネットの「臭鼻症の患者の集まり」を読んでからであった。そして、「EM」(Effective Microorganisms)の健康食品に分類されるEffective Microorganismsを除去したEM−XまたはEM−gold ではなく、Effective Microorganismsが除去されずにあるEM1あるいはEM2をコップに少量入れ、それを青汁を溶かしたものに混ぜたもので毎日、鼻腔洗浄を実行したところ、1週間も経たないうちにほぼ全快した(自己判定)。ほぼ全快した後も数日に1回はEM1あるいはEM2をコップに少量入れ、それを青汁を溶かしたものに混ぜたもので鼻腔洗浄を実行している。
「口臭であるとばかり考え鼻臭であると考えなかったことは不覚でした」と症例は言う。
【考察】
慢性副鼻腔炎の長い経過の後、萎縮性鼻炎が起こることがある。粘膜の萎縮だけが主な変化である単純性萎縮性鼻炎と、かさぶたと悪臭のある真性萎縮性鼻炎とに分けられる。
単純性の症状は合併している副鼻腔炎の症状が主なものである。真性ではかさぶたのため鼻内異物感と鼻閉、頭痛があり、本人は臭いを感じないが、悪臭のため社会、家庭生活に問題を起こすことがある。
軽い単純性は合併している副鼻腔炎の治療をする。
真性は非常に少なくなり、その原因は栄養が良くなったためと考えられている。真性萎縮性鼻炎は局所の治療が必要とされる。局所の治療は鼻腔内洗浄が有効とされる。抗生物質が併用されることが多い。真性萎縮性鼻炎に於いて悪臭を放つ細菌は黄色ブドウ球菌とも緑膿菌ともカンジダとも言われ、結論は出ていない。少なくともカンジダの場合は非常に強い悪臭を放つとされる5)。
「EM」とは1980年代に琉球大学教授であった比嘉教授が作り出したものであり、東南アジアではすでに農業部門に於いて広く使用されている。しかし日本での知名度は低い。
「EM」とは effective microorganismの略であり、人間に有用な微生物を混ぜ合わせている液体である。これを使用すると農作物が害虫より守られ、有害な殺虫剤を使用する必要性が低くなる。それ故に殺虫剤購入が農業経営の負担となる東南アジアでは既に広く使用されている。
日本に於いても「EM」の理解者は増えてきている。しかし、従来の農薬を利用する農法に慣れた中小規模の農家が多い日本では普及が遅れている。日本では兼業農家が多く、「EM」のことを勉強する余裕がないものと解される。農業協同組合の職員が「EM」の良さをアピールして「EM」の無償配布を行うことも頻繁にあっているが、日曜日だけ農業をする農家が多い日本では、日曜日が休みの農業協同組合に出掛ける余裕がないらしい。また、農業人口の高齢化も進歩的な農法を取り入れる覇気の喪失を促進しているらしい。
「EM」は入院患者を多数抱える病院の緑膿菌・MRSA感染の阻止にも多大な効果が有るはずであるが、未だ日本の病院で「EM」を用いたという話は聞かない。多忙過ぎて「EM」のことを勉強する余裕のない医師の問題であろう。また、「EM」は農業に用いられることになっていることも医師が「EM」のことを知らない大きな原因であろう。
「EM」を水に薄めたものの消臭効果が非常に高く、その効果が次第に認知されてきている。
「EM」には悪臭を放つ細菌は除外され含まれていない1,2)。「EM」を薄めたものにより鼻腔内洗浄すると悪臭を放つ臭鼻症患者の鼻腔内の細菌と菌交代現象を起こしやすい。これにより短日間に臭鼻症の悪臭が消失したものと推測される。
現在、臭鼻症に対する治療法で確立されたものはなく、耳鼻咽喉科に於いて姑息的に生理食塩水による鼻腔内洗浄と抗生物質の投与が行われているのみである。効果は余りないと言われている。そのためもあり臭鼻症の患者の多くは耳鼻科に於いて治療を受けていない。
東洋医学的には虚熱が鼻臭および口臭の主な原因であるとされ、その虚熱を取る漢方薬が処方される。その漢方薬として、胃熱に対し、黄連解毒湯、防風通聖散、平胃散など。肺熱に対し、辛夷清肺湯などが挙げられる。しかし、その人その人の体質に微妙に証を合わせることが難しく、一般に使用される保険の効く漢方薬では効果は限定的とされる。そのため漢方調剤薬局により、その人その人の体質に微妙に合わせた処方が必要とされるが、治療費が高額となる。また、漢方による治療は劇的に速効性に著効することもあるが、普通は最低数ヶ月は服用を続ける必要があるとされる。経済的負担が大きいため、経済的余裕のある患者以外はこの治療は行っていないのが現状である。また、その効果も疑問視されている。
日本に於いて開発されたモリ蓄膿錠(大杉製薬)が臭鼻症に効果があるとされ、臭鼻症の患者はそれを購入して服用している人が多く存在するようであるが、その機序は明らかにはなっていない。
鼻臭に悩む患者の自助グループとして「鼻臭で悩む友の会」というものが存在したが、今は活動を中止している様子である。
インターネット上において「臭鼻症の患者の集まり」が存在するが、そこに於いては柿渋(かきしぶ)を溶かしたものにより鼻腔洗浄する方法が勧められている。
症例のように自臭症と思われていたものが本当に症例の身体が臭いためとされたものは珍しいと考えられる。自臭症(自己臭恐怖)は多く、難治であり、説得は困難を極める。この症例が例外的であるのか、見逃されている実際には多い疾患であるのか、今後の研究に掛かっている。
【文献】
1)比嘉照夫:新・地球を救う大変革、サンマーク出版、p315、東京、2012
2)比嘉照夫:地球を救う大変革〈2〉次つぎ実証されるEM効果:サンマーク出版、p257、東京、1994
3)Macler BA:Hydrogen formation in nearly stoichiometric amounts from glucose by a rhodopseudomonas sphaeroides mutant、J. Bacteriol.138(2)、446-52、1979
4)Scholler C.: Volatile metabolites from some gram-negative bacteria、Chemosphere,35(7)、1487-95、1997
5)佐藤昭美:上顎腫瘍を思わせた乾酪性副鼻腔炎の1例、日本耳鼻咽喉、54-9、1978
このような論文があります。
EMの一本1500円?ぐらいのを薄めて鼻うがいをしたら良いのです。
菌交代現象が起こって臭わなくなります。
Amazonに売ってあります。私はもう一本Amazonから購入しようと考えてます。EMは各地に特約店があり、そこで購入しても良いです。EM-Xではなく単なるEMです。
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