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遅くなりました。
とにかく抗生剤では臭鼻症には不可能です。抗生剤が効くのは一時的な感染(感染して直ぐ)であり、慢性化した感染には余り効きません。肺炎には効くことが多いですが、肺炎は一時的な感染(感染して直ぐ)であるからです。また、外傷に効くのも同じ機序です。
たしかに昭和30年頃の論文には臭鼻症に著効したという症例が一つあります。しかし、これは特殊な症例であったはずです。耳鼻科医なら臭鼻症を抗生剤で治すことは不可能と言うはずです。他の症例は抗生剤投与を止めると数日で再燃(再発)しています。
臭鼻症は現代医学ではお手上げですから自分自身で治療法を見つけ出すしかありません。私はそのため馬油に期待しています。臭鼻症に対し、戦前は色々な治療法が試みられてきました。ドイツでは盛んに臭鼻症の治療が行われてきました。しかし、どの治療法も駄目だったのです。
ネット上に臭鼻症の論文が6つほど転がっています。みんな古い論文ですが、これは現在では臭鼻症は治療不可能と研究されていないからです。
現在、真性の臭鼻症はないとされています。しかし、診断できていないと私は考えます。本物の臭鼻症ではなくとも「臭鼻症もどき、すなわち軽症の臭鼻症」は多いと私は考えます。
萎縮性鼻炎は少なくなったものの未だ少ないながらも有ると私は考えます。でも、やはり臭鼻症もどきに留まるようです。ほとんどの場合、気にし過ぎであるようです。
ネットに転がっている臭鼻症の論文(6つほど)を全て熟読されることを勧めます。これらの論文は日本語ですが何回も繰り返して読まないと理解することが難しいです。
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